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幻の芋焼酎「志州隼人」完成 三重大学と共同研究し、わかった香り成分の秘密

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幻の芋焼酎「志州隼人」完成 三重大学と共同研究し、わかった香り成分の秘密

幻の芋焼酎「志州隼人」完成 三重大学と共同研究し、わかった香り成分の秘密

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 今年で5回目となる芋焼酎「本格きんこ焼酎 志州隼人(ししゅうはやと)」の製作発表会が12月14日、志摩市商工会館(志摩市阿児町鵜方)多目的ホールで行われた。

【その他の画像】幻の芋焼酎「本格きんこ焼酎 志州隼人」

 志摩の海女や漁師たちの保存食として長年親しまれている郷土食材の「きんこ」を使用してできる志州隼人は、サツマイモの一種ハヤトイモの干し芋を使った芋焼酎独特の香りが特長。

 志州隼人は、志摩市内で栽培するハヤトイモを煮て皮をむき、天日干しにした加工品「きんこ」を主原料に米麹(こうじ)を使って製造する本格芋焼酎。「きんこ」だけを使う「ゴールド」(720ミリリットル、3,600円)と、「きんこ」を加工する際に出る甘皮や規格外の小イモで作る「スタンダード」(同、1,550円)の2種類があり、「ゴールド」は金のラベルと共に一本一本にシリアルナンバーと年号が付くプレミアムラベル。製造は広域伊勢志摩圏内で唯一焼酎を製造する酒造メーカー「伊勢萬」(伊勢市小俣町)が担当した。

 志州隼人の販売を通して「きんこ」の生産を増やすことでハヤトイモの栽培拡大による耕作放棄地の再生、「きんこ」製造工程で出る廃棄物の活用、生産者の利益確保、食文化の継承、高齢者の生きがいづくり、就農支援などにつなげることを目的に「志州隼人有限責任事業組合(LLP)」(大王町波切)を2012年に立ち上げた。

 今年の製造本数は、ゴールドが625本(2014年=644本、2013年=569本、2012年=580本、2011年=176本)とスタンダードが3327本(2014年=3328本、2013年=3159本、2012年=3180本、2011年=1227本)。ゴールドは毎年3カ月で、スタンダードも約10カ月で完売するという。

 伊勢萬の中山育之さんは「なぜこんなに香りがいいのか?不思議に思い三重大学地域イノベーション学研究科で香気性評価について研究してみたところ、干し芋を使った志州隼人の方が通常の芋焼酎と違う香りがあることがわかった。全国的にも干し芋を使った芋焼酎は珍しいのでその特長が支持されているのだと確信した」と話す。

 販売店は以下の通り。「べんのや酒店」(志摩町和具)、「クメヤ商店」(同)、「小川商店」(志摩町越賀)、「トミヤリカーショップ」(大王町波切)、「おかよし」(同)、「隅甚酒店」(阿児町鵜方)、「カネカ 駅前店」(同)、「酒やビック 志摩店」(同)、「酒やビック 阿児店」(同)、「田中屋酒店」(磯部町迫間)、「マサヤ」(南伊勢町宿浦)。売り切れ次第販売終了。

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