全米女子ゴルフ「ミズノクラシック」志摩で開幕、宮里藍・上田桃子選手も

リラックスムードで11月5日の練習ラウンドを回る上田桃子選手と諸見里しのぶ選手。アルバトロスを出した7番ホールで。ミズノクラシック開幕。

リラックスムードで11月5日の練習ラウンドを回る上田桃子選手と諸見里しのぶ選手。アルバトロスを出した7番ホールで。ミズノクラシック開幕。

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 全米女子プロゴルフ協会公式戦「2009ミズノクラシック伊勢志摩」が11月6日から8日までの3日間、優勝賞金21万ドルをかけて、伊勢志摩国立公園内真珠イカダ浮かぶ英虞湾の中央に位置する近鉄賢島カントリークラブ(志摩市阿児町鵜方、6,506ヤード、パー72)で繰り広げられる。

アルバトロスを達成した7番ホールで2打目記念プレートを指差してくれた上田桃子選手。

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 「コース唯一の右ドッグレッグのロングホール。右クロスバンカー上をショートカットしたいが、その右は谷と林が待ち構えており、飛距離と正確性と度胸が必要。右手前ガードバンカーは深い。グリーンのアンジュレーションは少ない。2007年大会で上田桃子プロがアルバトロスを達成」近鉄賢島カントリークラブ7番ホール(485ヤード、パー5)をこう紹介する。

 2年前の同大会で上田桃子選手が7番ホールで奇跡のアルバトロス(3番ウッドで打った2打目がグリーン手前にバウンドしてそのままカップインした)を出して逆転優勝し、念願の全米ツアー行きの切符を獲得したこともあり、日米両ツアーを兼ねた女子ゴルフトーナメントの同大会は、日本人選手にとってもシンデレラが生まれる大会としても力が入る。

 開催地の志摩市では、優勝の副賞として英虞湾で生産され加工された名産の真珠のネックレスを贈ることからも優勝者をパールクイーンと賞賛し、地元の声援はもちろん、真珠業界全体も選手たちの一打一打のプレーに注目する。

 上田選手が優勝した2年前が真円真珠発明100周年に当たったことをきっかけに発足した「真珠100年委員会」(旧真円真珠発明100周年記念実行委員会)は3年連続、直径約7ミリの日本産アコヤ真珠(5万円相当)のピアスまたはイヤリングを、全選手78人にプレゼントし、選手たちにとっても楽しみの一つとなり恒例化した。

 大会の模様は、MBS・CBC・TBS系全国28局ネットで同7日14時~15時24分、8日15時~16時54分にテレビ放送する(CS放送GORAは6日13時~15時、7日19時~20時30分、8日19時~21時)。

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