世界最高峰の自動車レースF1日本グランプリ（GP）第15戦が10月3日～5日、鈴鹿サーキット（鈴鹿市稲生町）国際レーシングコース（1周 5.807キロ）で開催される。

コースチェックする小林可夢偉選手

　F1日本GPの主な日程は3日、10時と14時から90分間のフリー走行、4日は11時から60分間のフリー走行の後、14時から約1時間の公式予選が行われ決勝レースのスターティンググリッドが決定する。決勝レースは5日15時スタート。53周（約305キロ）を11チーム22台のマシンが優勝目指して駆け抜ける。

　チームの財政状況からF1日本GPの出場が確定していなかった小林可夢偉選手（ケータハム）だったが、レース直前の同1日正午に正式に参戦が決定。2012年のレースでザウバーから参戦した小林選手は日本人最高位3人目3位表彰台に上り、日本中から祝福を受け、鈴鹿が大いに盛り上がった。

　小林選手は「日本のファンの前でレースをすることにとても興奮している。僕にとって日本GPと鈴鹿は特別な存在。2012年に表彰台を獲得したのもここだからだった。ファンの皆さんからいただいた支援のおかげで、鈴鹿に戻ってくることができた。もう一度皆さんに感謝したい。ファンの皆さんの応援に応えるためにも、力強いパフォーマンスを発揮するために最善を尽くす」とコメントする。

　チケットの購入など詳細は、ホームページから確認できる。