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志摩・カキ料理専門の旅館「いかだ荘山上」で夏季限定かき氷、新作も

志摩・カキ料理専門の旅館「いかだ荘山上」で夏季限定かき氷、新作も(撮影=加藤直人)「ハーフ&ハーフ(白桃&メロン)」(2,000円)右と新作「ピスタチオ」(1,500円)左

志摩・カキ料理専門の旅館「いかだ荘山上」で夏季限定かき氷、新作も(撮影=加藤直人)「ハーフ&ハーフ(白桃&メロン)」(2,000円)右と新作「ピスタチオ」(1,500円)左

 1956(昭和31)年5月3日創業、今年で70周年という節目の年を迎えるカキ料理を提供する旅館「いかだ荘山上(さんじょう)」(志摩市磯部町、TEL 0599-57-2035)が、今年も夏季限定の「かき氷」の提供を開始した。

カキ料理専門店で夏季限定のかき氷「ハーフ&ハーフ(白桃&メロン)」(2,000円)と新作「ピスタチオ」(1,500円)

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 昨年から始めた同企画は、同館のロビー&テラスダイニング「やまのうえ」で提供し、8月だけで1500杯以上を売り上げた。これまでは宿泊客が中心だった同館だが、かき氷をきっかけに若い世代や地元客の来店が増加。「地元の若い人にも館の良さを知ってもらいたい」という狙いが功を奏し、同館のカキ料理への関心も高まったほか、忘年会や冠婚葬祭などの食事会での利用など、地域での需要も広がっているという。

 今年のラインアップには、料理人でもあるオーナーの井坂泰さんがレシピを書き上げた新作「ピスタチオ」(1,500円)が登場。夏季限定の「白桃」「メロン」(各1,500円)の両方を一度に楽しめる「ハーフ&ハーフ(白桃&メロン)」(2,000円)も用意。ほかにも「マンゴーミルク」(1,300円)や「ショコラ&アングレーズバナナ」(1,400円)をそろえ、一人前の量を食べることができない人向けに、300円引きの「ミニサイズ」も全メニューで選択可能とした。

 井坂さんは「昨年はかき氷目当てに来店した若い世代が、同館のランチメニュー(カキフライなど)を注文してくれた。宿泊客がカキ料理を食べた後に、デザートとしてかき氷を注文してくれることも多かった(宿泊客はかき氷200円引き)。昨年はかき氷機1台での対応だったが、今年は2台体制に増強、スタッフ内に『かき氷チーム』を結成し、今年の夏季の準備も万端」と話す。ランチなど日帰りで食事をした客には同館の風呂を無料で利用できる特典も付帯する(タオルは別途300円で販売)。

 井坂さんは「かき氷を食べに来てくれた客に、立地について『少し遠いのでは』と尋ねると、『海を眺めながらの小旅行気分で、まったく気にならない』との声が寄せられ、とても有り難かった。夏季にカキ料理とかき氷で多くの人に当館を知ってもらうきっかけになった」とほほ笑む。

 7月19日に一泊した滋賀県出身の2人組はチェックアウト後にかき氷を注文。「とてもおいしかった」と満足げな様子。大阪府の2人組は「夜はカキをふんだんにいただき、今日はかき氷。まさに『カキ尽くし』で大満足」と話す。

 井坂さんは「当館では、夏季シーズンには岩ガキのほかに、『伊勢志摩プレミアムオイスター』と言って一年中食べることができるマガキを養殖しているので、一年中カキ料理を提供することができる。それならば、かき氷も一年中提供しようと始めたのがきっかけ。氷も2日間かけて作る自家製で、昨年は氷がなくなってしまい、わざわざ来てくれたお客さまにお断りをせざるを得なかったこともあった。事前予約をしていただければ。夏季限定の白桃のかき氷は一番人気。ぜひ楽しんでほしい」と語る。

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