夫婦（めおと）岩に向かって愛を叫ぶ「夫婦の町の中心で愛を叫ぶ」（通称「めおチュー」）が11月18日、二見興玉神社（伊勢市二見町）境内で開催される。主催は日本愛妻家協会伊勢支部（同、TEL 0596-43-2050）。

めおチューにて伊勢市長も妻・美紀さんへ愛を叫んだ（2011年）

　同イベントは、群馬県嬬恋村の「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」（略して「キャベチュー」）に刺激を受け、11月22日「いい夫婦（ふうふ）の日」にちなみ、夫婦の仲をさらに良くしてもらおうと同支部が企画。素直に「ありがとう」と妻への感謝の気持ち、「愛してる」と愛情を言葉にできない夫たちを後押ししようと「夫婦環境保全倦怠感削減プログラム」の一環として2009年から開催。今年で4回目を迎える。

　現在同支部では、愛を叫ぶ「叫びスト」を募集している。昨年は鈴木健一伊勢市長も特別参加し、妻への思いを「美紀～～！！結婚して2年。毎日の仕事や子育てで忙しい中、いつも僕を支えてくれてありがとう～～。これからもよろしくお願いします～～」と叫び、周囲の人たちに感動を与えた。

　「飾らない、素直な言葉が、実はものすごく心に響くんです」と同支部副支部長の浜千代美治さん。「今まで参加したみなさんから参加後、結婚、出産、復縁など、『めおチュー』をきっかけに人生が好転した喜びの報告をたくさん頂いている。これからも『夫婦の町』ならではの恒例のイベントにしていきたい」と意欲を見せる。

　当日は、11時22分（いい夫婦時間）から同神社で祈祷、開会式を行った後、夫婦岩に向かって愛を叫ぶ。