「おにぎりせんべい」などを製造販売する菓子メーカー「マスヤ」（伊勢市小俣町）が11月1日、季節限定商品「おにぎりせんべい 明太子（めんたいこ）」の販売を始めた。

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　1969（昭和44）年に発売した「おにぎりせんべい」は、角が丸い三角形でおにぎり形のしょうゆ味のソフト煎餅で同社の主力商品。定番の「しょう油」のほか、塩味の「銀しゃり」、ワサビ味の「わさび」がある。季節限定商品は、これまで「おかか」「マヨしょうゆ」「和風カレー」「スダチ」「カボチャクリームスープ」「マツタケ風味」「クリームシチュー」「和サンショウ」「梅しそ」「ゆずこしょう」「キムチ」などを商品化。「わさび」は季節限定商品から定番商品に格上げされた。

　「明太子」味は、しょうゆや明太子シーズニングなどを配合した明太子タレで味付けした商品で、おにぎりせんべいの大きさは一口サイズにした。

　営業本部担当者は「お客さまから、おにぎりと明太子は合うので商品化してほしいとリクエストが多くあった。実際に商品化してみると、明太子のうま味と香りが引き立ち、サクサクのおにぎりせんべいとの相性は抜群だった。ピリッとした辛さの後引くおいしさを楽しんでもらえれば」と話す。

　希望小売価格は、50グラム入り＝140円。全国のスーパー、小売店で販売する。