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伊勢神宮・大宮司の小松揮世久さんが就任後初会見

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 神宮司庁(伊勢市宇治館町)で8月23日、伊勢神宮大宮司の小松揮世久(きよひさ)さんが就任後初となる記者会見を行った。

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 7月3日に伊勢神宮の最高責任者・大宮司に就任した小松さんは、戦後10人目となる大宮司。8月4日の風日祈祭(かざひのみさい)で初奉仕を行った。

 小松さんは「風日祈祭を初奉仕させていただいたが、今ここに鎮守の森に囲まれた悠久2000年の歴史を誇る神宮祭祀(さいし)を自分が奉仕しているという喜びをかみしめた。浅沓(あさぐつ)で玉砂利を踏みしめる音を聞きながら歴史の重みを感じつつ、先人の奉仕精神を追体験できたことに深い感動を覚えた」と話す。

 社殿を新しく建て替える次回2033年の式年遷宮については、「準備はまだ前段階だが、伝統に鑑みて着実に踏襲すべきこと、改正すべきことを整理していきたい。神宮式年造営庁が発足するのは先のことだが今年10月下旬には『斧入式』が木曽で行われ参列する予定。もう次の遷宮への意識が傾いている」とも。

 東京都出身の小松さんは、1949(昭和24)年12月27日生まれ。1974(昭和49)年一橋大学経済学部から三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に入行し、カナダ・バンクーバー、中目黒、金沢支店長、同支社長などを、三菱財団(東京都千代田区)を経て、霞会館(同)の理事を務めた。旧皇族で平安神宮(京都府京都市)の宮司を務めた故・小松輝久さんの孫。

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