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写真家・中野晴生さんの若き日のパリの写真展、伊勢のフレンチで開催

写真家・中野晴生さんの若き日のパリの写真展、伊勢のフレンチで開催

写真家・中野晴生さんの若き日のパリの写真展、伊勢のフレンチで開催

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 伊勢市出身で世界的に活躍する写真家・中野晴生さんの写真展「Paris 若き日の望楼」が現在、フレンチレストラン「ぼうがいっぽん」(伊勢市中之町、TEL 0596-28-2724)で開催されている。

中野晴生さんの写真展

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 中野さん19歳の時、沖縄八重山諸島の海の美しさに魅了されスチールカメラマンになることを決意すると、大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ大阪校)に入学。21歳の時、雑誌社の依頼で東アフリカでの撮影の仕事が舞い込み同校を中退しアフリカへ。約1年半の仕事を終え、「ペンタックスSV」を片手にフランス・パリへ。現在は伊勢神宮の撮影をライフワークとしながら、雑誌を中心に作品を発表するフリーカメラマンとして活動する。現在59歳。

 同展は、中野さんが21~22歳の時のパリでの作品約40点を展示。中野さんは「『こんな白(色)があったのか』とアフリカでの光(色)に驚がく、太陽の光が束になって降ってくるという感じ(笑)」と日本の光(色)との違いを体感、その感動が元で「パリの光(色)を見てみたい」と思いパリへ。今回の作品は、その時のパリの印象を表現したもの。

 「パリの第一印象は間接照明が非常に多く暗いイメージ。パリに着いたときの季節は冬で、たまたまレンズに息を吹きかけたらフィルターをかけたようになった。まさに37年前の好奇心旺盛な僕の若い息吹が感じられる作品。この写真を見ると、原点に立ち返ることができる」と中野さん。

 中野さんの写真展は、「湖沼の伝説」(「週刊新潮」で3年間の連載をまとめたもの)から2度目。同店オーナーシェフの山下隆弘さんは「気軽に立ち寄っていただければ」と来店を呼び掛ける。営業時間は11時30分~14時、18時~22時。5月22日まで。

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