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「志摩産だから売れない」-志摩市特産物等販路開拓協議会の憂うつ
(2010年02月10日)
「メイドイン志摩」の商品を生産し販売する志摩市内の事業者らで組織する志摩市特産物等販路開拓協議会(志摩市阿児町鵜方、TEL 0599-43-1335)が2月1日、近鉄鵜方駅前の「鵜方ファミリープラザ」(同)内にアンテナショップ「志摩乃衆(しまのしゅう)」をオープンした。
同ショップには、志摩の海女さんが焼いたアワビや、英虞湾でとれた真珠貝の殻を散りばめ装飾した神宮杉の塗り箸、志摩産のアオサ豆腐、真珠養殖業者が販売する真珠のアクセサリーなど志摩市内の事業者23社、100品目以上の商品が並ぶ。志摩の海で取れたウツボの干物は、グロテスクな状態の姿で丸干しを販売する。
同協議会は、志摩市の特産物の販路を拡大し全国展開などをすることを目的に設立。それぞれの商品をデパートやスーパーなどへ売り込んでいる。同協議会の浜口一征さんは、スーパーマーケット「ヤマナカ」(名古屋市)に30年、百貨店「松菱」(津市)に5年の職歴を持ち、その経験を生かされ昨年職員となった。
浜口さんは「志摩産の真面目な商品ばかり」と商品の魅力を十分理解しながらも、売れない理由を考える。「ほとんどが韓国産で占めるヒジキは、国産品は希少な商品。志摩市阿児町の志島地区の海で取れるものを『磯買い』と言って浜ごと仕入れる方法を取るヒジキは生産地も明らかなのに、商品に訴求力がない。鰹節も食べた瞬間にその食感の違いがわかったが、その理由が説明されていない。これからもっともっとブラッシュアップすれば必ず売れるすばらしい商品ばかり」と自信をのぞかせる。
「大手小売店との交渉の中で、これまでなら安い産地の原材料を入れて価格面などで条件が合うように調整できたが、志摩産に限定しこだわらなければいけないので、そこをどう切り崩すか作戦を練っている(笑)。まずは地元の人や観光客が立ち寄る店になれば」(浜口さん)とも。
営業時間は、9時30分~18時。
【関連画像】英虞湾でとれた真珠貝の殻を散りばめ装飾した神宮杉の塗り箸「おらげのええもん研究会」志摩のオリジナル商品(伊勢志摩経済新聞)志摩市の「あおさプロジェクト」順調に(伊勢志摩経済新聞)LLP設立で志摩の特産品を全国に(伊勢志摩経済新聞)鮮度命の生サバを「冷薫」に-志摩の大松屋(伊勢志摩経済新聞)
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