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書籍「三重の建築散歩」-三重県の歴史的建築物と町並み50選

書籍「三重の建築散歩」-三重県の歴史的建築物と町並み50選

書籍「三重の建築散歩」-三重県の歴史的建築物と町並み50選

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 三重県の歴史的建築物と町並みを紹介する書籍「三重の建築散歩」が3月、月兎舎(伊勢市馬瀬町)から出版された。企画・編集は、日本建築家協会東海支部三重地域会(JIA三重)。

「三重の建築散歩」(JIA三重)出版-三重県の歴史的建築物と町並み50選

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 同書は、同社が出版する三重のローカル誌「NAGI」に4年間掲載したシリーズをもとに、新たに取材した歴史的建築物39点と町並み11点の計50点を、年代順に収録。使用した画像は4×5インチのリバーサルフィルムで撮影した。2008年から始まった取材は5年に及んだ。

 同書の萩原義雄編集委員長は「馴染みの建築や町並みに愛着を深めたり、未来の建築や町づくりのヒントを見つけていただければ」と話す。「建築物の撮影は、細密描写による職人技のディテールをよく見ていただけるように、あえてアナログのリバーサルカメラを使用した」とこだわりについても打ち明ける。

 同書では、伊勢神宮の鬼門を守るとされる朝熊(あさま)山山頂に建つ「朝熊岳金剛證寺」(伊勢市朝熊町、1609年)を筆頭に、伊賀市出身の俳人・松尾芭蕉の「生家」(伊賀市上野赤坂町、1644年)や芭蕉五庵の内の現存する「蓑虫庵(みのむしあん)」(同市西日南町、1687年)など歴史的な建築物のほか、「海の博物館」(鳥羽市浦村町、1992年)や「三重県立熊野古道センター」(尾鷲市大字向井、2007年)、「せんぐう館」(伊勢市豊川町、2012年)など近年完成したばかりの建築物も紹介する。2009年11月3日に完成した伊勢神宮に掛かる「宇治橋」(伊勢市宇治館町)と2013年10月2日の遷御をもって新しくなる「伊勢神宮」(同)については、20年ごとに建て替えられるため建築年の表記はしなかった。

 広域伊勢志摩圏内では、「越賀の舞台」(志摩市志摩町、1849年)や「賓日館(ひんじつかん)」(伊勢市二見町、1887年)、「神宮農業館」(伊勢市神田久志本町、1891年)、「神宮徴古館」(同、1909年)、「旧鳥羽小学校」(鳥羽市鳥羽、1929年)、「朝熊山レストハウス」(伊勢市朝熊町、1964年)など16点(「宇治山田郵便局舎」愛知県犬山市の博物館明治村に移築保存を含む)を紹介する。そのほか、南伊勢町切原や伊勢市横輪町などの石垣で囲まれた集落や独特の隠居制度によるマキ垣で囲まれ母屋と隠居屋でなる家々からなる町並みが今も残る志摩市阿児町の国府なども紹介する。

 価格は1,575円。三重県内の主要書店、月兎舎ホームページで購入できる。

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