伊勢神宮内宮（ないくう）前の「茶房 山中」（伊勢市宇治今在家町、TEL 0596-23-5557）で2月1日、伊勢志摩から富士山を撮り続ける写真家・泊正徳さんの個展「伊勢神宮～神祭～」が始まった。

【その他の画像】泊正徳さんの写真展「伊勢神宮～神祭」

　泊さんは、伊勢志摩経済新聞のカメラマンを務める傍ら、伊勢志摩から直線距離で200キロ以上離れる富士山を撮る写真家としても知られる。冬場に富士山が宙に浮いたように見える「浮き富士」「宙に浮いた富士山」は全国で唯一、伊勢志摩からしか撮影できないことを知らしめた。

　同展では、伊勢神宮で年間執り行われる、神嘗祭（かんなめさい）や月次祭（つきなみさい）のほか、祈年祭や風日祈祭（かざひのみさい）などの神事の様子を収めた15点を展示する。

　泊さんは「多くの人に伊勢志摩の魅力を知っていただき、何度も訪れてもらえる場所にしていきたいたいと思いファインダーをのぞいている。今回の個展もその思いで開催した。少しでも伊勢神宮のことを知っていただくきっかけになれば」と話す。

　営業時間は9時～16時。2月2日、金曜定休。3月30日まで。