伊勢市の2輪チーム「AKENO SPEED(アケノスピード)」(伊勢市小俣町)に所属する井手翔太選手が8月29日、「モビリティリゾートもてぎ」(栃木県茂木町、1周4.801キロ)で行われた「2026 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦 スーパーバイクレース in もてぎ」ST1000クラス決勝レース1で、今季初優勝を飾った。
伊勢のバイクチーム「アケノスピード」井手翔太選手、全日本もてぎ優勝
レースは雨を含んだ難しいコンディションの中で行われた。ポールポジションからスタートした亀井雄大選手(RTJapan M Auto)が序盤をリードする展開となる中、井手選手は冷静かつ安定した走りで徐々にポジションを上げ、3周目にトップへと浮上。その後は後続を引き離す独走態勢を築き上げ、昨年の最終戦鈴鹿サーキット以来となる同クラス通算2勝目をマークした。後方では國峰啄磨選手(TOHO Racing)らが激しい追い上げを見せたが、井手選手がトップを守りきって23分55秒893(12周)のタイムでチェッカーを受けた。
井手選手は「結果的に勝てたが、危ないシーンもいろいろあって運よくうまく運べた。予選から決勝にかけてチームの皆さんがマシンの改良をしてくれて、今までにないくらい本当に良いフィーリングでレースができたのが今回の勝因」と振り返る。さらに、「チームの皆さん、スポンサーの皆様に心から感謝している。昨年の最終戦に続く優勝でとてもうれしい」と話す。
晴天の8月30日に行われたレース2でドライコンデションでの優勝を目指した井手選手だったが、5位にとどまった。優勝は羽田太河選手(Astemo Pro Honda SI Racing)。