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イルカの大群に取り囲まれ5分間並走-志摩・大王崎10マイル沖

イルカの大群に取り囲まれ5分間並走-志摩・大王崎10マイル沖(写真提供:清水宏彦さん)

イルカの大群に取り囲まれ5分間並走-志摩・大王崎10マイル沖(写真提供:清水宏彦さん)

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 名古屋市出身の宝飾デザイナー清水宏彦さんらが乗った船が7月2日、志摩市大王崎の南東約10マイル沖で100頭以上のイルカの大群に取り囲まれた。

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 スポーツフィッシングを趣味とする清水さんは、鳥羽で開催される「ビルフィッシュトーナメント」にほぼ毎年出場する腕前の持ち主(今年7月25日~27日にも出場予定)。

 娘の美海(みみ)さんも釣りに関しては世界記録を持つほど。2010年の同大会では当時中学2年(13歳)の美海さんが100キロのカジキを釣り上げ話題となった。

 この日、清水さんはキハダマグロやカジキ狙いで出船していたという。「マグロのナブラ(魚が水面近くに群れで集まって水面が盛り上がるようになること)だと思って全速で近寄った所、イルカの大群だった。これまでもイルカにはよく遭遇するが100頭以上のかなり大きな群れだった。約5分間並走して、ジャンプするイルカの『ショー』を見ることができた。中には船から1メートル近くまで接近するものもいた」と話す。

 清水さんは「同じ日、大きなマンタにも何度か遭遇した。日本の沿岸はとても豊かな海だと実感する。最近の天候不順がとても気になるが、いつまでもこの素晴らしい自然環境が持続するように願いたい」とも。

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