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伊勢シーパラダイスに「目がハート」のコイ 閉館・東京タワー水族館から譲り受け

伊勢シーパラダイスに「目がハート」のコイ 閉館・東京タワー水族館から譲り受け

伊勢シーパラダイスに「目がハート」のコイ 閉館・東京タワー水族館から譲り受け

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 「伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス(通称=伊勢シーパラ)」(伊勢市二見町、TEL 0596-42-1760)で11月14日、目がハート形に見えるコイが見つかった。

【その他の画像】目がハートのコイ(アップ画像)

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 「目がハート」のコイは、今年9月30日に閉館した東京タワー水族館(東京都港区)から譲り受けたニシキゴイとヒレナガニシキゴイ計15匹の内の1匹で、薄いピンク色の体に赤い斑のある体長約20センチのヒレナガニシキゴイ。

 正面から見ると赤い斑が両目と口元にあり、両目がハート形に、口元の斑が笑ったような唇に見える。魚類飼育担当の中島亮さんは「東京タワー水族館が閉館になるというので伊勢からトラックに乗って、コイのほかにナポレオンフィッシュやデンキナマズなどをもらいに行った。まさか目がハートのコイがいるなんて」と打ち明ける。

 中島さんは「お客さまが撮った写真がネットに上がっているのを見て確認したところ、横から見ると分かりにくいが、正面から見ると確かに両目がハート形に見える。約50匹がいる鯉池の中で目がハートのコイを見つけることはまず難しいし、正面から写真を撮るのも難しいので、もし写真が撮れたらコイだけに恋がかなうかも…。ぜひ探して写真を撮ってほしい」と呼び掛ける。

 15日には目がハートのコイを1匹だけ水槽に入れるために中島さんが特別に網ですくおうとしたが、捕まえることはできなかった。中島さんは「今回は捕まえられなかったが、近いうちに捕まえられると思う。独身なのでリアルな恋も捕まえたい…」とほほ笑む。

 伊勢シーパラは、「はとバス」や「東京タワー」の創業者・山本龍男さんが1960(昭和35)年に立ち上げた観光施設「二見浦観光センター」が元で、1966(昭和41)年に水族館と熱帯植物園を開業したのが始まり。

 営業時間は、2019年2月28日まで=9時~16時、土曜・日曜・祝日と12月25日~2019年1月4日=9時~17時。入場料は、大人=1,600円、小中学生=800円、幼児(3歳以上)=400円、シニア(65歳以上)=1,400円。

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