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18歳の新人海女、純白の磯着姿で訓練スタート-ミキモト真珠島で
(2008年05月12日)
御木本幸吉翁のアイデアから始まったミキモト真珠島(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-2028)の人気アトラクション「海女の作業」で観光海女として活躍したい――と今年もフレッシュな新人の海女が入社した。今年高校を卒業したばかりの伊勢出身・森善絵さんは5月9日から、先輩海女の上村雅代さんの指導のもと海女になるための特訓に入った。
1951年開業の同施設の目玉アトラクションとしてスタートした「海女の作業」は、御木本幸吉翁が真珠養殖見学に訪れる外国の来賓客を楽しませるために行った「サプライズショー」を同施設の開業に合わせて作ったもの。鳥羽湾に面して「海女スタンド」なる観覧席を設置し、観客の目の前で海女が海底のアコヤガイや海藻などを取る作業を披露する。
現在同施設で働く現役の海女は11人。森さんは、昨年の樋口治奈さん(愛知県犬山市出身)に続き2年連続での「新入社員=新入海女」として12人目の海女を目指している。
森さんは小学校6年間、市内のスイミングスクールに通い、水泳検定1級の持ち主で、息継ぎなしで25メートルの潜水記録を持つほど泳ぎには自信があるという。趣味は音楽鑑賞、詩・小説・イラストの創作など。
この日の海水の温度は17度。始めは純白の海女着の下にウエットスーツを着用して入水したものの、水温の冷たさに驚いた様子。2回目にはウエットスーツを脱ぎ海女着だけで入水、冷たさに我慢しながらも次第に慣れていった。3回目には「初漁」となるナマコを取る「ハプニング」に先輩の上村さんからも「将来有望」と太鼓判を押されるほどに。「特訓」は今月いっぱい続けられ、上達度の成果によって正式デビュー日が決定する。
「中学のころ、たまたま見ていたテレビ番組で海女を特集していてその時、海女さんがとても楽しそうに話していた。高校に進学し自分が目指すべく道を考えた時に、ふとその時の海女さんの笑顔が蘇り、得意な水泳を生かして海女になろうと決めた」(森さん)。「アワビなどを実際に取る本当の海女になることも考えたが、人と接するのが好きなので、それならここ(ミキモト真珠島)で働けば――と思った。『海女』の文化、歴史などに多くの人が興味をもってもらえるように、もっと勉強して海女をPRしたい」とも。
入場料は、大人=1,500円、小人=750円。営業時間は8時30分~17時30分。海女の実演は9時から毎時1回開催される。
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