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「伊勢志摩スカイライン」が「伊勢志摩 e-POWER ROAD」に 柳沢慎吾さん来場

「伊勢志摩スカイライン」が「伊勢志摩 e-POWER ROAD」に 柳沢慎吾さん来場(撮影=岩咲滋雨)

「伊勢志摩スカイライン」が「伊勢志摩 e-POWER ROAD」に 柳沢慎吾さん来場(撮影=岩咲滋雨)

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 伊勢と鳥羽を結ぶ観光有料道路「伊勢志摩スカイライン」の名前が11月8日、「伊勢志摩 e-POWER ROAD(イーパワーロード)」に変わった。

【その他の画像】伊勢志摩e-POWER ROAD山頂で柳沢慎吾さんと谷まりあさん

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 日産自動車(横浜市)が、エンジンとモーターを融合した独自の新しい電動化技術「e-POWER」を搭載した自動車のPRとその自動車で運転する楽しさを広く知ってもらおうと三重県観光開発(津市)が管理運営する同道路のネーミングライツを11月1日に取得した。この日から「伊勢志摩 e-POWER ROAD」に名称変更され、料金所の屋根に設置する看板なども新しく掛け替えられた。日産自動車は、11月8日が11(イイ)8(パワー)の語呂合わせから「e-POWERの日」として一般社団法人日本記念日協会(長野県佐久市)の「記念日」に登録認定を受けた。

 この日、山頂広場で行われた報道関係者向けのイベントでは、日産自動車のe-POWER開発責任者でチーフマーケティングマネジャーの村田直哉さん、パワートレイン・EV技術開発本部の渋谷彰弘さん、三重県観光開発社長の鳥居正彦さんらによる経緯説明、タレントで「e-POWER ROADスペシャルアンバサダー」となった柳沢慎吾さんとモデル・タレントの谷まりあさんによるトークセッションなどが行われた。

 谷さんは「ドライブが大好きで週1回は息抜きに運転をしている。それが普段の頑張るパワーにつながっている。e-POWER ROADのような自然がある所も運転したい」。柳沢さんは「車はまさに空間を変えることができる部屋。花の都大東京で疲れたら、海に行くみたいな感覚。今の若者の車離れが進んでいるが、実際に走る体験をするとその良さが分かると思う。日々こうやってトークをすることが幸せでいいパワーになっている」と話す。柳沢さんは「アーアー」や「あばよ」などギャグを連発し会場に笑顔があふれた。

 鳥居さんは「私も運転したが、上りの滑らかなアクセルワークと下りのスムースなブレーキングは、『伊勢志摩e-POWER ROAD』にふさわしいと自負している。今回のネーミングライツをきっかけに、より多くの方に伊勢志摩に来て自然や観光を楽しんでもらうとともに、ドライブの楽しさも感じてもらいたい。『伊勢志摩スカイライン』から『スカイライン』が消えたわけではないので安心してほしい」と話す。

 「伊勢志摩e-POWER ROAD」は、伊勢市と鳥羽市を結ぶ全長16.3キロメートルの有料道路で、伊勢志摩エリアで最も高い標高555メートルの朝熊岳(あさまだけ)の山頂付近に展望台があり、伊勢湾が見渡せるほか、神島や答志島など鳥羽湾に浮かぶ多島風景を眼下に、条件が良ければ遠く離れた富士山や御嶽山も見ることができる。夏至の日の朝には太陽と富士山が重なる景色も見ることができる。

 12月10日・11日の 2日間は、より多くの人に同道路を走る楽しさを体験してもらおうと通行料金を無料にする。開門時間は7時~19時。通常の通行料金は、自動二輪車=900円、軽・小型・普通自動車=1,270円。

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