伊勢の新鋭若手アーティストらが「創作コースター」展

5月6日まで開催中の創作コースター展「coasters-コースターズ-」。伊勢市河崎のモナリザ・カフェにて

5月6日まで開催中の創作コースター展「coasters-コースターズ-」。伊勢市河崎のモナリザ・カフェにて

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 伊勢を中心に創作活動を行い、定期的に作品を発表している「FLUX(フラックス)」の若手アーティストと伊勢出身の画家・中谷タケシさんらが、創作コースター展「coasters-コースターズ-」をモナリザ・カフェ(伊勢市河崎、TEL 0596-22-7600)で開催している。

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 FLUXは絵を描くことが好きな人やアートに興味のある人たちが自由に集って年1回展覧会を開催している。「一昨年に南伊勢町の『伊勢現代美術館』でグループ展を開催。その後、絵の好きな人たちが緩やかなつながりの中から自然に集まった。昨年、2回目になる展覧会を『南町の家』(同)で開催した時に、モナリザのオーナー=中谷ユキさんと夫のタケシさんと出会い、今回の『coasters-コースターズ-』に発展していった」とFLUX代表の永田竜一さんは話す。

 モナリザには、メンバーの103(トミー)さん、宮村こずえさん、kumiさん、見並裕介さん、nagata ryuichiさん、牧野あゆみさんと中谷タケシさんの7人の作品計100点を展示。発砲スチロールを加工したものや刺しゅうを施したもの、糸を巻いたものなど個性的な作品が並ぶ。即売も行い、1枚250円~1,000円の価格で販売しており、すでに30枚ほどが売れたという。

 中谷ユキさんは「アートは美術館にあるのではなく、すぐ目の前にある。そしてそれを所有(購入)することもできる。そんな『生活の中のアート』がごく普通になっていけば、この地(伊勢)がもっと文化的になるし、若い人たちの『活きる』場所も作れるのではと思う。かつて文化の要所であった伊勢から、アートの形を発信していければさらに面白くなる。今回の『coasters-コースターズ-』がそのきっかけになれば」と期待を込める。

 営業時間は11時~19時。月曜・火曜定休。5月6日まで。

伊勢現代美術館で収蔵展-岡本敦生さん作品など(伊勢志摩経済新聞)写真好きの若手アートユニット、「音」をテーマに作品展(高崎経済新聞)若手アートチーム17人が初のグループ展(下北沢経済新聞)モナリザ・カフェFLUXフラックス

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