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23歳の中国青年、南伊勢町でラーメン店「マンマラーメン」開業

23歳の中国青年、南伊勢町でラーメン店「マンマラーメン」開業。600円で大きなチャーシューが2枚入る。

23歳の中国青年、南伊勢町でラーメン店「マンマラーメン」開業。600円で大きなチャーシューが2枚入る。

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 中国黒竜江省出身の23歳の張浩(ちょうひろし)さんとパートナーの楊爽(ようそう)さんが7月、ラーメン店「マンマラーメン」(南伊勢町伊勢路、TEL 090-2999-8856)を開業した。

8種類の食材で作ったオリジナルしょう油ラーメン

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 南伊勢町と伊勢市を結ぶサニーロード(県道169号玉城南勢線)沿いにある同店。できるだけ予算をかけず、古いコンテナを再利用した厨房と、野外にテーブルと椅子を置くだけのシンプルな店舗だ。赤ちょうちんと数本ののぼりが唯一の看板代わりで、特に大きな看板はない。

 張さんは、東京・赤坂ラーメン本店(港区)で3年間修業し、日本のラーメンを研究。試行錯誤の末、ある程度納得のいくラーメンに仕上げ同店を開いた。張さん一押しの「マンマラーメン」(600円)は、縮れ麺(細麺と太麺)と8種類の食材を煮込んだしょうゆベースのオリジナルスープに、自家製チャーシューや刻みネギなどを加えた。

 張さんは「このスープに合う麺をもう少し探したいと思うが、今は細麺と太麺から選んでもらうようにして対応している」と話す。何度も食べに来るという近くに住む女性は「ラーメンもおいしいし、こんなに爽やかでイケメンとかわいい女性のカップル2人が頑張っているのを見ると勝手に応援したくなる(笑)」と口コミで同店を宣伝しているという。

 「開業したが看板もないため、まだまだ客は少ないが、一度ラーメンを食べていただくと、その後何度も立ち寄ってくれるお客さまが少しずつ増えているのがうれしい」と張さん。「多くの人にマンマラーメンを食べていただいて、おいしいといっていただけるように、さらに味の研究をして頑張りたい」とも。

 そのほかのメニューは、ごまだれ冷やし中華(600円)、じか火焼きチャーシュー丼(500円)、コーヒー(200円)など。営業時間は11時~14時、16時~23時(スープが無くなり次第終了)。木曜定休。

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