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伊勢志摩経済新聞年間PVランキング1位は「深夜の美しすぎるコンビニ」

伊勢志摩経済新聞(いせ経)年間PVランキング1位は「深夜の美しすぎるコンビニ」

伊勢志摩経済新聞(いせ経)年間PVランキング1位は「深夜の美しすぎるコンビニ」

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 伊勢志摩経済新聞の2013年年間PV(ページビュー)ランキング1位は、「サークルK 国府の浜店」(志摩市阿児町国府)の深夜のスナック菓子陳列棚が美しすぎると話題になっていたことを記事にした「深夜の美しすぎるコンビニ」だった。同記事は上半期ランキングでも断トツの1位だった。

普通のコンビニの陳列棚はこんな感じ

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 ランキングは今年1月1日から12月19日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。1位に輝いた「深夜の美しすぎるコンビニ」は、2ちゃんねるでは「暇な店では?」「反対に取りにくい」などのネガティブなコメントで盛り上がっていたが、実際の店舗では「すごい」「感動」など素直に驚く人や、携帯カメラで撮影する人がいるほどの人気で口コミでも拡散されていた。

 上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 「深夜の美しすぎるコンビニ」-陳列が芸術的(5/9)
2. 伊勢神宮外宮遷御当日、台風の目ハート型に(10/10)
3. カンパチの背中に寿の文字ー志摩マリンランド(2/16)
4. 特大パリパリうなぎ1匹反りはみ出る「極上丼」(6/19)
5. 伊勢神宮を包み込む大きな虹-宇治橋神々しく(6/12)

6. 柔らか麺聖地に讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」(12/3)
7. 「稲村クラシック」に志摩の仲村拓久未プロ出場(9/25)
8. 伊勢神宮で「月次祭」-臨時祭主・黒田清子さん(6/18)
9. 三重TVが式年遷宮特別番組「お伊勢さん」放送(1/2)
10. 「ダイオウグソクムシ」、4年間絶食-鳥羽水族館(1/4)

 今年は、伊勢神宮内宮(ないくう)と外宮(げくう)で20年に一度の式年遷宮が執り行われた。PV2位には外宮遷御(せんぎょ)当日、台風23号の直撃、もしくは荒天の影響でどうなるか心配だった祭典だったが、ほとんど影響ない雨量で、「神様の引っ越し=遷御」は漆黒の闇の中で滞りなく行われた。記事のタイトルは天気が心配だった5日の衛星カメラが捉えた台風の目の形がハートだったことを「神業」としてフィーチャーした。5位にランクインした「伊勢神宮を包み込む大きな虹」も同様に「神業・奇跡」と思える自然現象だった。

 2位、5位、8位、9位は全て「伊勢神宮」もしくは「式年遷宮」の話題。臨時祭主となって池田厚子祭主を補佐した黒田清子さんの人気も非常に高かった。3位の「寿カンパチ」は正月の「おめでたいニュース」としてマダイを差し置いてブレークした。

 4位の「うなぎ1匹反りはみ出る極上丼」は、うなぎ一匹をド~ンと載せた「うな丼」。東京(関東)エリアのうなぎ料理の一般的な価格と比べて、広域伊勢志摩圏内のうなぎ店の価格が安いことにも飛びついた。6位にランクインした「伊勢に讃岐うどんチェーンの丸亀製麺出店」の記事は、「伊勢うどんVS讃岐うどん」のうどん対決に発展しそうな「兆し」をピックアップした。

 7位の24年ぶり開催の伝説のサーフィン大会「稲村クラシック」のニュースには、前回開催時にはまだ生まれていなかった志摩出身の仲村拓久未プロが出場した記事がサーファーらに支持された。ギリギリ10位にランクインしたのは鳥羽水族館の謎の深海生物「ダイオウグソクムシ」。来年1月2日を超えると5年間何も食べないことになる。まだまだ人気は続きそうだ。

 ランク外で注目は11位の鳥羽の現役大学生・「あまちゃん」中川静香さん。来年3月には在学中の皇学館大学を卒業し、「現役女子大生」の冠が外れてしまう。就職が決まったという中川さんが海女業をどこまでできるかの心配が残るところだ。12月16日にアップした「夜の伊勢神宮外宮の森の上空に『月の輪』」の記事も自然現象による「神業」の一種。自然に対して敬意を払い全てを受け入れることが大切であることを示唆しているように思われる。

 来年には、伊勢神宮の別宮で遷宮が順次執り行われる。パワースポットや癒やしブームとともに「伊勢神宮ブーム」「式年遷宮ブーム」が起こったおかげで、伊勢神宮両宮の参拝者数の合計は12月20日現在、1300万人を超えた。神宮・遷宮の人気が一過性のもので終わるか?ブームで終わらないようにするためにも新たに造営される別宮が鍵を握っている。さらに注目が集まるかどうかはまだわからない。

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